5月 イベント情報

小泉清—その生涯とコレクション展(小泉八雲記念館)
松江を愛した文豪「小泉八雲」
(ラフカディオ・ハーン)の
三男として生まれた「小泉清」。

ハーンの教え子・會津八一によって
画家としての才能を見出された清は、
東京美術学校西洋画科に入学し、
画家への道を歩み始めました。

父・ハーンや父の伯父・リチャードの
「芸術的センス」を受け継いだ清は、
第1回新興日本美術展で
読売賞を受賞するなど、
画家の才能を開花させ、
画壇に名を連ねました。

ギリシャ生まれの父・ハーンと
日本人の母・小泉セツとの
間に生まれた清。
生涯にわたり、
西洋的なものと東洋的なものが
自分の中で対立していることに
苦悶し、二つの血のはざまで
葛藤し続けました。

画家・小泉清の生涯を
辿るとともに、
小泉八雲記念館が所蔵する
清の作品を一挙公開します。

日時

6月9日まで開催中!!
8:30~18:30
(受付は、18:10まで)

休館日
企画展の開催期間中は、毎日開館

※年に数日、
館内メンテナンスのための
休館日があります。
小泉八雲記念館の公式サイト
ご確認ください。

入館料

【小泉八雲記念館 入館料】
大人 410円
小・中学生 200円

【小泉八雲記念館・小泉八雲旧居
2館共通券】
大人 560円
小・中学生 280円


『仮想毛利軍』として町割りを攻める (あるく) 特別コース【ガイド付きまちあるき】(松江城→千手院→塩見縄手)
松江城を築城した
堀尾吉晴は、「築城名人」。

松江城の天守内部には、
敵を鉄砲や矢で攻撃する「狭間」や
石などで攻撃する「石落とし」、
攻めてきた敵を上階に登らせない
「桐の階段」など、
敵の侵略を防ぐ様々な仕掛けが
施されています。

このような工夫は、天守だけでなく
町割り(都市計画)にも。
その一つが、現在でも松江の街の
各地に残る変則的な交差点
「鉤型路」です。

交わる2つの道の片方を
敢えて直角に曲げることで、
死角を作ったり、
丁字路と勘違いさせて、
敵の侵略を防いでいました。

吉晴の仮想敵である
「毛利軍」になったつもりで、
この城下町松江を「攻略」
してみませんか?

楽しいクイズや休憩のおやつタイム、
参加の記念として
「限定クリアファイル」の
プレゼントもあります。
ぜひ、ご参加ください。

日時

・5月26日
・6月23日

行程

松江城大手前・堀尾吉晴公像前
(10:00集合・出発)→
鉤型路→千手院→
塩見縄手(気まぐれ休憩タイム)
→新橋(11:30頃・解散)

※距離約3km・約90分のコースです。

☆ご希望がございましたら、
松江城天守入口まで
ご案内いたします。

料金

大人 1,000円
未就学児 無料

定員

各回 先着10名様

※事前予約も承っております。
事前予約は、コチラのページから
お申し込みください。

注意事項
小雨決行ですが、警報が出るなどの
悪天候の場合は中止と
させていただきます。


山陰の野鳥写真3人展(興雲閣)
鳥取県出身の3人の写真家が
安来市、大山町、島根半島などの
山陰各地で撮影した、
コアジサシ・オオルリ・
コミミズク・オシドリ・
コハクチョウなどの
山陰を訪れる渡り鳥の写真を、
興雲閣の展示場に展示します。

山陰の豊かな自然の中で、
幸せそうに暮らす
渡り鳥たちの美しい写真をぜひ、
ご覧ください。

日時
5月31日まで開催中!!
8:30~18:30
(最終日は、16:00まで)

場所
興雲閣1階展示場

撮影者
手嶋保子(てしまやすこ)氏
細田眞徳(ほそだまさのり)氏
山形和也(やまがたかずや)氏

観覧料
無料


<企画展>神々の美術 ―出雲の神像と神宝(松江歴史館)
日本では仏教伝来以前、
神様は、海や山、岩、
樹木などに宿るものと
考えられていましたが、
大陸から仏教と仏像が
伝わったことで、
仏像を「神の姿」として
信仰するようになり、
衣装や化粧道具などの
神様が日常生活に必要なものを
「神宝」として奉納してきました。

「神々の国」と言われている
出雲地方の神社や寺院には、
神々に関する文化財が
数多く遺されています。

島根県指定文化財
「木造牛頭天皇坐像」や
重要文化財「兵庫鎖太刀」を
はじめとした、
出雲の寺社の神像や仏像、
神宝などを展示し、
出雲の人々の神々に対する思いや
信仰を紹介します。

日時
6月16日まで開催中!!
9:00~17:00
(観覧受付は、16:30まで)


休館日
月曜日

観覧料

※()内は20名以上の団体料金
☆高校・大学・
専門学校に通う学生は、
学生証の提示で
団体料金となります。

【企画展示室のみ】
大人 500円(400円)
小中学生 250円(200円)

【基本展示室とのセット券】
大人 800円(640円)
小中学生 400円(320円)


その他
会期中、一部展示替えを行います。


<スポット展示>不昧の茶室―大崎茶苑に行ってみよう―(松江歴史館)
4月24日は、松江の街に
「茶の湯文化」を広めた
松江藩松平家七代藩主・
松平治郷(不昧公)の命日です。

松江市では、この
不昧公の命日である4月24日と
毎月24日を条例で
「茶の湯の日」に制定しています。
この日の前後の休日には、
市内各地で様々な「茶の湯」の
イベントが開催されます。

茶会を開催するために、
いくつもの茶室を建てさせた
大名茶人・不昧公。
現在でも、明々庵や
菅田菴・月照寺には、
「不昧公ゆかりの茶室」があり、
市民や観光客に親しまれています。

その中でも、不昧が
隠居後を過ごした
大崎(現東京都品川区)の
松江藩下屋敷は、11もの茶室が
点在する大茶苑でした。

不昧公の命日に合わせて、
この大崎茶苑にあった茶室を
当館の収蔵資料等から紹介します。


日時
5月26日まで開催中!!
9:00~17:00
(観覧受付は、16:30まで)

休館日
月曜日

場所
基本展示室内最終コーナー

観覧料
大人 510円
小中学生 250円
(基本展示観覧料に含みます。)


まつえ土曜夜市(天神町商店街・白潟本町商店街)
昭和の頃、白潟地区の商店街では、
地元のお店による
「土曜夜市」が開催され、
多くの人で賑わっていました。

しかし、商店街の高齢化や
お店の撤退などにより、
約30年間、開催できませんでした。

そこで昨年、
実行委員会を立ち上げて、
30年ぶりに土曜夜市を
復活開催したところ、
合計5回で延べ8万人を超える
お客様にご来場いただきました。

今年はさらに、スケールアップして
開催します!!
昨年同様、「食のテーマ」の
出店エリアに加え、
今年は新たに「イベントエリア」を
設置します。

今年最初となる5月のテーマは、
「麺フェス」と「まちなかアート」。

天神町交差点そばの
「麺フェスエリア」には、
焼きそばやラーメンを
はじめとした、
たくさんの美味しい麺料理の
お店が並びます。

また、商店街の各エリアでは、
「STAメンバー」による
ライブペイント、
高校生による「しじみでアート」、
お絵描きコーナー、
「松江アートフェス」の作品展示を
実施します。

スティックビル前の
ステージイベントも必見です。

来て、見て、遊んでいいとも!
ご家族やお友達とぜひ、
夜の天神町商店街・
白潟本町商店街へ
遊びに来てくださいね!!


日時
5月25日
17:00~21:00

場所
白潟本町商店街(松江大橋南詰)
~天神町商店街(天神ロータリー)

☆イベントの詳細や出店店舗は、
公式サイトをご確認ください。


畠山記念館名品展ー松平不昧ゆかりの逸品と琳派ー(島根県立美術館)
株式会社荏原製作所の
創業者「畠山一清」。

数寄者でもあった畠山は、
「即翁」と号し、茶人として、
茶器などの美術品を蒐集し、
畠山記念館を設立しました。

島根県立美術館がある
島根県松江市は、
松江藩松平家 7代藩主・
松平治郷 (不昧公) が
大名茶人であったことから
「茶の湯文化」が広まり、
不昧公の命日である
4月24日と毎月24日が
条例で「茶の湯の日」に
制定されるなど、
現在でも、抹茶や和菓子が
市民に親しまれています。

施設改築工事のため休館している
畠山記念館の所蔵品の中から、
茶の湯と琳派の名品、加えて
松平不昧ゆかりの品を紹介します。


日時
6月10日まで開催中!!
10:00~日没後30分
(展示室への入場は、
日没時刻まで)

休館日
火曜日

入館料

①オンラインチケット・
ローソンチケット
(コレクション展とのセット販売)

一般 1,100円
大学生 800円
小中高生 400円

☆オンラインチケットの
購入はコチラ

②当日券
(畠山展のみ)

一般 1,300円
大学生 1,000円
小中高生 500円

③当日券
(コレクション展とのセット販売)

一般 1,450円
大学生 1,100円
小中高生 500円

関連イベント

フマイスタンプラリー

島根県立美術館と興雲閣、
松江歴史館の
3つの松江の観光施設で、
スタンプラリーを実施します。

3つ全てのスタンプを集めた方に
オリジナルグッズを
プレゼントします!!
ぜひ、ご参加ください。

【日時】
4月19日~6月10日

【スタンプラリー会場】

・島根県立美術館
(畠山記念館名品展観覧)

・興雲閣

・松江歴史館
(受付前)

【プレゼント引換】
島根県立美術館(総合受付)
6月17日まで


たまつくりNew Area Market(玉造温泉ゆ〜ゆ)
玉造温泉ゆ〜ゆの
5階裏口芝生広場で
開催されるイベントです。

玉造温泉の日帰り温泉施設
「玉造温泉ゆ〜ゆ」の
建物の裏側には、
出雲玉作史跡公園や
出雲玉作資料館があり、
玉湯地区での「勾玉作り」の
歴史や文化を学ぶことができます。

今年の3月には、
公園内に遊歩道が整備され、
温泉街や玉造温泉ゆ〜ゆへの
アクセスが便利になりました。

玉造温泉でもあまり知られていない
この場所を、
玉造温泉の新たな魅力として
活用するために、
玉造温泉街の
珈琲屋「Yori荘」さんが
このイベントを企画されました。

地元の美味しいグルメの
お店の出店や物販販売、
キーホルダー作り・
宝石磨きなどの体験、
島根県立松江商業高等学校の
美術部のみなさんによる
ライブペイントなど、
楽しいイベントが盛りだくさんです。

ぜひ、お出かけください。

日時
5月19日
11:00~14:00

場所
玉造温泉ゆ〜ゆ 屋上広場

☆イベントの詳細は、
「Yori荘」さんのInstagram
ご覧ください。


フローランタン柳楽桜子のバラ百選2024(由志園)
由志園で毎年春に開催されている
島根県出雲市出身の
バラの専門家・
柳楽桜子 (なぎら さくらこ)さんの
バラの展覧会。

フランスの国立園芸協会主催の
「ローズグランプリ」や、
パリ市主催の
「バガテル新品種国際
バラコンクール」などの
ヨーロッパ各国の
バラのコンクールで
審査員を務める桜子さんが
セレクトした100品種のバラが、
由志園の日本庭園を
鮮やかに彩ります。

日本では初公開となる
フランスのポール・クロワ社から
発表され、2022年にフランスで
桜子さんに捧げられたバラ
「Sakurako Nagira」や、
世界で活躍し日本を代表する
育種家、「バラの家」の
木村卓功さん作出の新品種のバラ、
ローズ・アンドレ・エヴ社の
ジェローム・ラトゥーさん作出の
「ムッシュ サティ」など、
世界で評価された美しいバラの
展示もあります。

華やかなバラの世界を
由志園でお楽しみください。

日時
5月18日~6月2日
10:00~17:00
(最終受付は、16:30)

入園料
大人 1,200円
小中高生 600円


出雲かんべの里 開館30周年記念 新緑まつり(出雲かんべの里)
出雲かんべの里で、
毎年春に開催されているイベント
「新緑まつり」。

出雲かんべの里は、
今年の4月29日に
開館30周年を迎えました。
これを記念して今年は、
「餅まき」を行います!!
かんべの里下に広がる
黒田畦(くろだうね)地区の
「かもすの会」の皆様と
一緒に餅まきをして、
かんべの里30周年を
お祝いしましょう!!

そのほかにも、
新緑や自然をテーマにした
ものづくり体験やステージイベント、
地元の美味しいグルメのお店の出店、
民話館の「お話スペシャル」など、
楽しいイベントが盛りだくさんです。

「ふうせんおじさん」も
やってくるよ!!
春のお出かけにぜひ、
出雲かんべの里へ
遊びに来てくださいね。


日時
5月26日
10:00~15:30

注意事項

・一部、予約優先の
イベントがあります。

・駐車場の混雑が予想されます。
路線バスのご利用をおすすめします。

路線バスでのアクセス

【行き】

松江駅からバスで約20分
大人 320円
小人 160円

4番のりばから

かんべの里行きに乗車
かんべの里 下車 

八雲行きに乗車
風土記の丘入口 下車 徒歩7分

松江駅 4番バスのりば 時刻表

【帰り】



令和6年春季企画展「古代の瓦と天蓋のかがやき」(八雲立つ風土記の丘)
現在の松江市大庭地区・
竹矢地区一帯の
「八雲立つ風土記の丘」周辺は、
律令時代に「意宇」とよばれ、
古代出雲の政治、経済、宗教の
中心地として栄えました。

出雲国府をとりかこむように
北新造院や南新造院、
国分寺などが建立され、
それぞれの施設には、
その頂きの威容を示す
「瓦」や「天蓋」が
飾られていました。

また、おなじ文様をもつ瓦が
遠く離れた遺跡から出土しており、
政治的なネットワークの
存在がうかがえます。

松江市周辺の遺跡に分布する
奈良・平安時代の瓦や
天蓋を紹介するとともに、
意宇が古代出雲の中心地となる
道のりをたどります。

日時
6月17日まで開催中!!
9:00~17:00
(最終入館は、16:30)

休館日
火曜日

入館料
大人 200円
大学生 100円
高校生以下 無料


八雲ゆう游こいのぼり 2024(日吉親水公園)
出雲地方には、季節の行事を
「月遅れ」に実施する風習があり、
端午の節句を旧暦の
6月5日にお祝いします。

毎年この時期、松江市八雲町の
日吉親水公園では、
「八雲ゆう人会」の皆さんによる
こいのぼりの掲揚が行われます。

昨年からは、開催期間が長くなり、
4月からこいのぼりが
掲げられるようになりました。
今年、10周年を迎えます。

公園内の意宇川の上空を
元気よく泳ぐ、
たくさんのこいのぼりを見に
ぜひ、日吉親水公園へ
遊びに来てくださいね。


日時
6月8日まで開催中!!

場所
日吉親水公園

注意事項

休日は、駐車場の混雑が
予想されます。
路線バスのご利用を
おすすめします。

【日吉親水公園へのアクセス】

松江駅 4番バスのりばから
一畑バス「八雲」行きに乗車
「神納橋」下車 約20分
(公園のすぐそばに
バス停があります。)

[運賃]
大人片道 390円
小人片道 200円

一畑バス公式サイト「八雲線」